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2010年3月10日 (水)

いつの日か、演歌は古典に

富山は、きょうは一日雪が降ったり止んだりでした。

全国的に雪模様だったようですね。
ポカポカ春めいてきたなァ、と思った矢先でしたのに。

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マジ?  雪中散歩は、もう終わりのはずでしょ!

火曜日、NHK「歌謡コンサート」を楽しみました。

演歌がメインの、唯一のテレビ番組でしょう。

懐かしい、いい歌が沢山有りますね~

でもなぜか、新曲はこころに留まらないのです。

このままではいつの日にか、演歌は「古典芸能」と呼ばれてしまうかも…

                   ☆

むかし庶民の間で流行った小唄や端唄が、いま古典芸能と呼ばれて、
路地裏あたりで「チントンシャン」と教えられていたりします。

このままじゃ、演歌も同じ道を辿るかもしれません。

「お師匠さん、きょうのお稽古は、何の唄ですか?」
「そうね~ きよしのズンドコ節でもどうかしら」

「古典演歌 指南」の看板の奥から、そんな会話が聞こえてくるのかもしれません。

決して、茶化しているのでは有りません。
新曲に対しても、聴く耳持たぬわけではないのです。

頭ごなしに、「演歌は嫌い」と言う人も中にはいるでしょう。

でも大方の音楽ファンは、
ジャンルにこだわらず、いい歌はいい、と思っているのです。

ちゃんと心に届くのです。
演歌でも、胸に迫って、涙溢れる曲が有るのです。

なぜ演歌は、衰退の印象が強くなったのでしょうね。



秋川雅史 「津軽のふるさと」  シビレました。

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「津軽のふるさと」を熱唱する秋川雅史  (テレビ画像)

日本の美しい風土、日本人のこまやかな情感を歌った、
名曲ともいえる演歌は、実にたくさん有ります。

なんとしても、歌い継いでいって欲しい歌です。

歌謡コンサートの中で、
美空ひばりの名曲 「津軽のふるさと」 を、秋川雅史が歌いました。

スケールの大きさに圧倒されました。
津軽の寂寥とした風土を想い、目に浮びました。

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            雪原を走る津軽鉄道

少々飛躍しますが、こんな素晴らしい歌は、
子供たちの唱歌に加えて、学校で歌わせてもいいほどです。

日本人の情感を失いつつあると言われる子供たちに、
日本の心を歌った歌を、歌わせるのも大切なのではないでしょうか。

それでこそ「歌のちから」です。

日本人の歌「演歌」の衰退に歯止めを掛けるためにも、
佳い歌は佳い、ということを教えるべき、と思います。

                              

つくづく、美空ひばりの歌はいいな~ と思います。

若いころには、あまり聴かなかったのですが、
この頃つくづく、美空ひばりの歌はいいな~、と思います。

懐かしさだけではありません。

この歳になって、少しばかり歌の心が分かってきたのかも… (笑わないで!)

岡林信康が、美空ひばりの歌を歌い継いでいます。

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昨年末、美空ひばりとの思い出を語る岡林信康 (テレビ画像)

先日ラジオで、岡林が歌う 「りんご追分」 を聴きました。

しみじみと聴きました。 不覚にも、涙が落ちました。 (笑わないで!)

その番組で岡林信康は言っていました。
「むかしは良かったなァ、と言うような客は、俺のコンサートには来ないでくれ」

美空ひばりに依って新境地を開いた岡林信康の、
アーティストの矜持と、強い自信が窺える言葉です。

青春期に「山谷ブルース」のファンだった者として、こころから応援したいです。

素晴らしいアーティストたちに歌い継がれる美空ひばり。

「美空ひばりは不滅」 とは、このことだったのですね。

                     

「演歌」 というジャンル分けが、もう古いのかも…

石川さゆり 「津軽海峡冬景色」 などは、名曲中の名曲でしょう。
他にもたくさんありますね。

でも、このまま 既成の「演歌」というジャンルにこだわっていけば、
いつしか古典芸能と呼ばれてしまうのでは。

落語みたいに、古典演歌、新作演歌などという風に。

もっとも、「ド演歌」 は既に古典化しつつありますが…

玉石混交を整理して、
日本人のこころを歌う、新しい感覚の歌へ脱皮してほしいですね。

そんな歌が待たれます。

多くの国民に支持される、
日本人のこころ、情念を歌う、新鮮な歌が待たれます。

                     ☆

「歌謡コンサート」を観ながら、
日頃思っていたことを、文脈なく綴ってみました。

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なんか、デレっとして、シマリがないな~

次郎たん、お互い歳だけど、シャンとしようよ。

                      dog じゃあ またね

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コメント

津軽を載せていただきありがとうございます。
ちなみに
私は新沼謙二の”津軽恋女”が好きです。
次郎たん地方の雪は”春待つ氷雪”?
ホントもう春だとうかれていたのにね~~~
白鳥さんも早まったと後悔してるのでは?
岡林さんが美空ひばりさんを歌うなんて
考えられませんでした~~~
”友よ”が好きでした。
↑私も蘭の展覧会に行ってきました~~(我が地方のね)

投稿: らんぷーまま | 2010年3月10日 (水) 20時05分

らんぶーままさん、こんばんは
そちらは、季節はずれの大雪だったそうですね。
踏ん切りの悪い冬です。
『山谷ブルース』だの『友よ』だの、お互い歳が知れますね。
まあ、ボチボチいきましょう。

投稿: 父ちゃん | 2010年3月11日 (木) 00時35分

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