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2011年4月 5日 (火)

失って、分かる

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   作家・エッセイスト 青木奈緒さん


文筆の幸田家四代
 

街中へ車を走らせながら、
聞くともなしに聞いていたカーラジオのトーク番組。

ゲストは、作家でエッセイストの青木奈緒さんとか・・・
残念だけど、知らない名だな~

どうやら、文豪・幸田露伴とその娘の幸田文に連なる、
幸田家四代目のお人らしい。

三代目で、奈緒さんの母・青木玉さんも、
随筆家として知られているのだとか・・・
またまた残念だけど、この人の名も知りませんでした。

四代揃って作家、随筆家、エッセイスト。
『幸田家四代』として、文壇では知る人ぞ知る存在のようです。

へェ~ スゴイ家もあるもんですね。

政治家一家、例えば小泉進次郎議員の家とか、
医者とか教師とか、四代続いてるって話は耳にするけど、

特別な感性・才能が要求される文筆の世界で、
四代も続いて第一線で活躍するなんて、
なにか、才能を伝承する奥義があるのでしょうかね~

我が家の場合は「能天気四代」で、
別に奥義の伝承は無いよな~ (笑)

な~んて思いながら、
青木奈緒さんのお話を聞いておりました。


「失って、分かるのです・・」
 

青木奈緒さんは、今は亡き父親との思い出を語り、

自分が今日あるのは、父のおかげです。
父の生前中は、
娘として当然のように思って受けていた父の支えが、
自分にはどんなに大切で、どんなに大きな存在だったか・・・

奈緒さんは声を詰まらせながら、
「人は、失って分かるのですね」


失って、分かる・・・
 
父ちゃん、グッときました。

さすがにエッセイスト、
人生の核心を突く、良い言葉だな~ (深く感心)

青木奈緒さんの祖母、著名な作家・幸田文さんは、
地震などで崩れ去った全国の崩壊地を巡り、
失われていった土地への惜別の想いを綴っているのだとか。

奈緒さんも祖母の想いを受け継ぎ、
祖母の跡を辿って、崩壊地を巡ったのだそうです。

※ エッセイ集『動くとき、動くもの』(講談社文庫)に、
  その時の想いが綴られています。

父親の大きな存在、美しい日本の風土が
失われて、初めて分かる・・・
青木奈緒さんの想いが繋がっていくのです。

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青木奈緒さんの祖母、作家・幸田文さん
「一生きょろきょろしていたい」 は有名ですね。

                ☆

失って、分かる・・・

ラジオの番組が終わっても、この言葉は胸に残りました。
(父ちゃん、この種のコピーに弱いのです)

いまの日本を、
何よりも適格に表す言葉かもしれませんね。

東日本大震災で甚大な犠牲を強いられ、
私たち日本国民は、実に多くのものを失いました。

そして、分かりましたね。

穏やかな生活の大切さ、人の絆(きずな)の大切さ、
支え合う心の大切さ、他の為に働く使命感の崇高さ、
先人たちの知恵の大切さ、・・・

分かったことが多すぎて、一々思い付かないほどです。

必ずや、
これからの国造りの大きな力になることでしょうね。

                ☆

父ちゃんも最近、愛犬の次郎たんを失って、
次郎たんの存在の大切さが分かったよな~

人間、生きていれば、 
生まれて来るものもあれば、失うものも出てきます。

失って分かる、って誰でも経験しますよね。
そのときの想いを、いつまでも大事にしなきゃね。

例えば、空気のように自然に暮らしてる伴侶を失って、
初めて、自分にとってどんなに大きな存在だっかを知った、
なんて話をよく聞きます。

失ってみないと分からないのです。

事前には、なかなか分からない。
「あんた、ちょっとの間 失ってみてよ」 なんて言えません。(笑)

まあ、これもまた人生なのでしょう。

                ☆

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二年前、次郎たんも父ちゃんも今より若かった頃。
(当たり前だけど) 

懐かしいな~ (しみじみ)

                            dog じゃあ、またね

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またのご縁、お待ち しております。

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コメント

父ちゃんも次郎たんもイケメンですね〜(^ ^

幸田家は青木玉さんまでは知っていましたが、
奈緒さんは存じませんでした。
文さんの「眼鏡の悲しみ」というエッセイが教科書に
載っていたのを覚えています。

失ってわかる、、、本当にそうですね。
逆に失わなければわからない、、というのが
人間の悲しさでしょうか。
思えば、あらゆるものを当たり前として浪費してきて
痛い目に遭い、やっとこの一瞬一瞬を大事にして行かねばと
思えるようになりました。

投稿: さくらとタマ吉 | 2011年4月 5日 (火) 18時24分

父ちゃんに電話したら、ついつい「次郎は?」と聞きそうになります。

投稿: のりこ | 2011年4月 5日 (火) 20時15分

父ちゃん、こんばんは。

「失って、わかる」・・・・
4年前に父を失い、2年前に愛犬を失い、
本当に感謝の思いでいっぱいです。
さくらとタマ吉さんも書いておられるように
一瞬・一瞬を大事に生きたいですね。

そして、母の口癖を思い出しました。

「一日・喜び」

平凡でも無事に一日を終えられる幸せ・・・・


投稿: りんご・ママ | 2011年4月 5日 (火) 20時36分

わが社の社長も4代目。
組織改革など、力をいれています。
そういえば、次郎も4代目?
リチャード、とし、チャッピー、次郎。
富山で田園風景を眺めていると、東北のほうも同じような
風景が広がっていたのだろうな。って思います。
おだやかな暮らしがあったのでしょうね。
悲しいですね。

投稿: よしこ | 2011年4月 5日 (火) 21時10分

さくらとタマ吉さん こんにちは
この際と思って少々調べてみましたら、
青木玉さんの著書に『小石川の家』という随筆集があるそうです。
幸田家が代々住んでるのが小石川。
なんか、古くからの良き東京というイメージが湧きます。
さくタマさんも東京でしたよね。
東京には、そんなイメージの地名が沢山ありますね。
東京に住んでたころが懐かしいです。

快適だと思っていた生活がいろいろ失われて、
私たちのライフスタイルもきっと変わっていくのでしょう。
失って分かる  そして、失って変わる・・・

投稿: 父ちゃん | 2011年4月 6日 (水) 08時09分

のりこさん
我が家も、いまだに「次郎は?」を連発しています。
母ちゃんは、「逃げた!」と言っています。

投稿: 父ちゃん | 2011年4月 6日 (水) 08時12分

りんご・ママさん こんにちは
お父さまを亡くされたのですね。
ワンちゃんも亡くされて・・・
会者定離は人のさだめとはいいますが、
やはり割り切れぬ哀しさが、いつまでも残りますね。
ママさんのように、感謝の気持ちで乗り越える。
素晴らしいと思いました。

「一日・喜び」
良い言葉だな~
父ちゃんも、残る人生、それで行こうっと。

投稿: 父ちゃん | 2011年4月 6日 (水) 08時30分

よしこさん こんにちは
そうなの? 社長さんまだ4代目なの?
古い会社だから、
徳川家みたいに10何代目かと思ってました。
4代目にして、組織改革・・・
ウーン、天保の改革みたいだな~ 

富山の田園風景を見て、
東北の被災者を偲ぶ・・・
素晴らしい! 偉いですよ。
誰にでも出来る事じゃありませんね。


投稿: 父ちゃん | 2011年4月 6日 (水) 09時07分

『幸田家四代』も「失って分かる」ですか・・・。

なんか、深いですねぇ。文筆家を4世代ですから、すごいな~。
そういえば青木奈緒さん、この間書店でふと興味が出たので、
新作の「風はこぶ」を読んでます。
まさに風が心地良かったり、厳しかったり・・・。
青木さんや幸田文さんの情報をネットで読んで
いたら、カーヴィーダンスの樫木さんが同じお誕生日だそうです。
http://www.birthday-energy.co.jp

文学と運動で方向は違えど、才能が開花するとこんなに注目を
集めるようになるなんて、すごいですね!!

投稿: 玉怜 | 2012年12月25日 (火) 23時26分

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