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2012年12月 3日 (月)

父ちゃんのダンディな遺言

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父ちゃん、人生最後の儀式を終えて

こんにちは。再び、名古屋のねえちゃんです。
皆さんからたくさんのコメントをいただき、本当にありがとうございます。
いただいたコメントは、棺の中の父ちゃんに読んで聞かせました。

私たち家族と一緒に父ちゃんを応援して下さった皆さんに
父ちゃんの最後の儀式について少しご報告したいと思います。
父ちゃんほどの文才はないので、お目汚しになるかも知れませんが・・・。

Saidan_5

喪主は長男の兄ちゃんがつとめ、たくさんの人とたくさんの花に囲まれ、
滞り無く無事に送りだすことができました。
父ちゃん、兄ちゃんを褒めてやってね。


父ちゃんの遺言を見つけて・・・

お通夜が終わって家に帰り、父ちゃんのブログを読み返していたとき、
こんな記事を見つけました。

http://jirotan-nikki.cocolog-nifty.com/blog/2012/02/post-3e60.html

2012年2月29日 愛する人に花束を


(前略)
誰です? 
父ちゃんには、そのうち菊の花束が、って言うのは・・(笑)

最期の日に、バラの花束を母ちゃんに、
子供たちにタイミングを手伝ってもらって、
「今まで、ありがとう」 と手渡すのはどうだろう・・・

そんなことを考えると、我ながら照れくさい。
なんだか、いかにもテレビ・ドラマ的だよね。(笑)
(後略)

「あ、これは遺言ではないか」と思いました。

父ちゃんは、7月末に緩和ケア病棟に入った時は、おしゃべりも散歩もできたのに
どんどん体が動かなくなり、話せなくなり、表現手段を失ってしまいました。
右手だけは動いて、私たちが手を握ると力強く指相撲をしてくれました。
その力も亡くなる1週間前ぐらいにはなくなり、呼吸だけで精一杯になりました。

きっと父ちゃん、私たちに言いたいことがたくさんあったはずです。
父ちゃんは最後まで意識がはっきりあったのは分かりました。
でも、父ちゃんの言葉を分かってあげることができなくて
手を握りながら何度も泣きました。

バラの花束の記事は、父ちゃんが、私に気付かせた最後の遺言だと思いました。
翌朝、兄弟で相談して、花屋さんへこっそりバラの花束を買いに行き、
葬儀の後の会食の時に、親戚が一堂に会したところでブログを読みあげ、
兄ちゃんから母ちゃんに、バラの花束を渡しました。
母ちゃんは嬉しそうでしたが、号泣していたのは、母ちゃんではなく、
それを見ていた母ちゃんの妹(私たちの叔母さん)でした(笑)。

ま、最後までダンディな父ちゃんだったということで・・・

Dad_mom              父ちゃん、こんな感じでよかったかな?


父ちゃんの好きな音楽とともに…

音楽が大好きだった父ちゃんのために、
ブログで紹介していた音楽を中心に葬儀の前にかけました


http://www.youtube.com/watch?v=e7NQI6oqNUo
(井上陽水/いっそセレナーデ)

http://www.youtube.com/watch?v=M-4eK631G3s
(徳永英明/シルエット・ロマンス)

http://www.youtube.com/watch?v=UCVAck1dDE4
(ビリー・バンバン/さよならをするために)

http://www.youtube.com/watch?v=uDmmHoh7ai0
(加藤登紀子/今どこにいますか)

http://www.youtube.com/watch?v=FCcZS3qrrGw
(カッチーニ/アヴェ・マリア 寺井尚子演奏)

http://www.youtube.com/watch?v=rfELKaUWvNk
(ヘンデル/ラルゴ 母ちゃんが大好きな曲)

http://www.youtube.com/watch?v=8zhUm3vVFXI
(ハナレグミ/家族の風景 兄ちゃんが好きな曲)

そして、どうしても私がかけたかった曲。
http://www.youtube.com/watch?v=wSdfRkklMtI
(山下達郎/希望という名の光)

父ちゃんと病室で何度も聞きました。

これを聞いていると、父ちゃんからのメッセージに思えてならないのです。

生きなさい、人生には苦しいことも哀しいことも、理不尽なことも起こる。
それでも、かすかな希望の光を目指して、最期まで生きなさい、


と言われている気がします。
余命宣告された時に、父ちゃんがお医者さんへ宣言した
「死ぬまで生きる」という言葉の通り、
最期まで全てを燃やして生き切った父ちゃんの姿と重なるのです。

この歌は、高倉健さんも震災後よく聞いているそうです。



それでは、葬儀会場に飾った、ありし日の父ちゃんと次郎たんの写真で
お別れします。皆さん、読んで下さって、本当にありがとうございました。

2010_0213_135516img_3262_2               (父ちゃんと次郎たん、吉峰グリーンパークにて)

2010_1121_150621img_7044_4               (父ちゃんと次郎たんのリンゴ狩り)

P9220248               (父ちゃんと次郎たん、仲良し)

003               (父ちゃん、スターバックスにて)

               dog じゃあ、またね

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またのご縁、お待ち しております。

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コメント

お通夜・ご葬儀・・・
私にも経験があります。自分の身体や思考とはどこか違う世界で
いろんな事がバタバタと動いているような慌しさ・・・

そんなお忙しいお時間に、また心身ともお疲れの中
ご報告をありがとうございました。

父ちゃんさんが緩和ケア病棟に移られたとブログで知った日。
私は中央病院に向かいました。
いてもたってもいられず、多分無意識だったと思います。

「きよしさん・・・」それだけが頼りでした。
病院の対応はとても親切でしたが、結局は分かりませんでした。
身も知らずの私が伺ったところで、
父ちゃんさんやご家族の皆様に迷惑を掛けるだけだったと思います。

でも、やはり会いたかった・・・会うべきだったと後悔しています。

お寂しくなりましたね・・・
父ちゃんさんには言い尽くせないほどの感謝の気持ちで溢れています。

私が書いた今日のブログに、お悔やみの言葉も届きましたよ。
(大事なお写真をお借りしました。申し訳ございません)

ご家族の皆様、これから寒い冬が来ます。
ご自愛下さい・・・

父ちゃんさんへ・・・
次郎たんに叱られたんじゃないの?
「お父さん、早く来すぎだよ」って・・・

私もいつかそっちに行くから。
大好きなりんごちゃんにも会わなきゃダメだしね。
その時は、次郎たんと一緒にお散歩しようよ!

いつか必ず会いに行きます。その日まで

「じゃあ またね」

投稿: りんごママ | 2012年12月 3日 (月) 17時07分

ご家族の皆様お疲れさまでした。言葉でどう表現したらよいか・・・わかりません。
でも、お疲れの中、お辛い中更新していただき嬉しいです。

おかあちゃん様のお顔が綺麗です。すこしお痩せになられたような・・・。

薔薇のところの記事を読みなおしました。そうですね。これってやはり遺言ですね。「てれくさい」からこのままになってたのですね。お父ちゃん様の思い・・・が御子様達に通じる。やはりお父ちゃん様は幸せですね。

ゆっくり音楽も聞かせて頂きます。ゆっくり・・・ゆっくり・・お父ちゃん様を思います。

会いたかったな・・て私も思いました。大すきですよ~お父ちゃん様。ご家族の皆様ありがとうございます。

天国に行けるように・・・私は頑張るね。そうすればお父ちゃん様と次郎たんに会えるのよね。それまで、じゃあ、またね。

ご家族の皆様どうぞお疲れがでませんように・・・。お身体ご自愛ください。

投稿: ゆりのおかあたん | 2012年12月 3日 (月) 17時52分

ご挨拶が遅くなりました。
辛くて辛くて仕方がありません。
きよしとうちゃんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
ご家族のみなさま、きよしとうちゃん
本当にお疲れ様でした。
父ちゃん、ゴーゴーオリンピックのあと
全然更新なかったから、とってもとっても心配してたんだよ
けどまさかゴーゴー天国なんて・・・
きっと父ちゃんが記事を書いたらそんなタイトルだね。
天国から書いてよ~~
って叫びたいわっ!
けど
それはエゴですね。
父ちゃん、ありがとう最後までカッコよかったんだね
素敵だよ。
本当に大好きだよ。
次郎タンとは逢えましたか?抱き合えましたか?
これからもみんなをお空から見守っていてね。
そしてつっこみを入れてね。
さようならはやっぱり言えません、言いません。
じゃあまたね!

投稿: らんぷーまま | 2012年12月 3日 (月) 19時25分

今これを読んで、涙が止まりません。

でも最後にこのブログを読み返して、お母さまに薔薇の花を贈られたところがもう駄目、、、、
あのブログにも書きましたが、私も亡き夫に一度だけ
誕生日に真っ赤な薔薇の花束を貰った事がありますが、
とても良い思い出です。
私は父ちゃんさんの奥様みたいに優しく出来た妻では
決してありませんが、それでもこんな私にと思うと
有り難い事です。
奥様もきっと忘れられない大事な思い出になると
思います。

ブログってこんな形でひとの心にあったか~~い
思い出を届けてくれるんですね。

私も父ちゃんさんみたいにこれからもブログ書き続けたいと思いました。

父ちゃんさんのブログに出会えて良ったです。
ありがとう、ありがとう、ほんとに「ありがとうございました。

投稿: わんこ | 2012年12月 3日 (月) 20時04分

もう12月になったよ、お父ちゃんどうしてるかな
長らく更新はないけど、もしかして良くなってまたあの面白おかしくでもしみるそんな日記が読めるんじゃないかなって思ってたんだけど。。お父ちゃん、淋しいです。
お父ちゃんにもっともっといろんな話したかったよ、
で、お父ちゃんのユーモアたっぷりのアドバイス聞きたかったな、私ねずっと思ってる、人生って長さじゃなくて中身だよなって。お父ちゃんは素敵な家族に囲まれて、こんなに沢山の人から慕われて、病院でも人気者で、長くはなかったかもしれないけど、ギュギュっと詰まった幸せな一生でしたね!お父ちゃんから教えてもらった事が一杯です。いつかそっちの世界で会った時はたっぷりお話しましょうね!今頃じろうちゃんと穏やかな笑顔で家族を見守ってるのかな、亡くなってもお父ちゃんみたいな人が父親だった子供さん、奥さんは幸せだね。あーもう何をいいたいか判んなくなっちゃった。お父ちゃん、ありがとう。
じゃあまたね。

投稿: じ~な | 2012年12月 4日 (火) 00時36分

感謝の言葉しか浮びません。
ありがとうございました。

愛犬も含め家族や周りの人、動物、植物、自然にも
優しくあったかい心で接して行きたいと思いました。

次郎たん、ありがとう!
きよしとうちゃん、家族の皆さん ありがとうございました!

投稿: 樹里の母 | 2012年12月 4日 (火) 10時17分

お父ちゃんさんへ、

最後まで、素敵です。
素敵すぎて、また涙が出てしまいました…。

お父ちゃんのオバサン応援団は皆、再度、お父ちゃんさんの魅力に心をつかまれてしまいましたよ。
お母ちゃんさんが羨ましいです。
ご夫婦のように、私も夫婦で寄り添って時を重ねたいです。
いつか、そちらに行ったとき、先ずは集まっているメンバーで応援団の再結成しますよ。ポニーテールにミニスカートにボンボンを持って。
かなり、ビジュアル的には厳しいものがありますが、お父ちゃんさんの周りで弾けちゃいますよ。
次郎たんが怯えてしまうかな。

こんなふうに書いていたら、お父ちゃんさんのコメント返しを思い出してしまい、また、涙が止まりません。

もう、二度とあの優しい、ユーモアに富んだお返事を頂けることは無いのですね…。
本当に本当に悲しくて寂しいです。

そちらに行ったとき、お父ちゃんさんに声をかけますから、私の事、覚えていてくださいね。
感謝の言葉を自分の口から伝えたいですもの。

追伸
 奥様はもとより、お子様方がとても素晴らしくて、愛情の豊かな本当に良いご家族ですね。心豊かなご家族に、ブログを通して癒されておりました。

きよしお父ちゃん、本当に本当にありがとうございました。

投稿: しのっち | 2012年12月 4日 (火) 14時55分

きよしお父ちゃんのお嬢さまへ

とっても素敵なきよしお父ちゃんが、天国へ逝かれたことを今拝見して知りました。

ご冥福をお祈り申し上げます。

愛するご家族の温かい看病に支えられて、おだやかで優しいお気持ちで闘病をされたことと思います。

ご家族の皆様には悲しくて寂しいことと思います
どうか、残されたご家族の皆様もお体ご自愛くださいますように。

お会いしたこともないのにどうしてこんなに悲しくて涙が出てくるのでしょう。

お声もお聞きしたこともありませんが、素敵なお声だったのでしょうね。

投稿: てまり | 2012年12月 4日 (火) 15時20分

きっとお父ちゃんは最高に嬉しかったと思います。
「お父ちゃんの気持ちを分かってくれてありがとう!バラの花束をお母ちゃんにプレゼントしてくれてありがとう!」って。

きっと最後までご家族の皆さんの声とぬくもりに包まれて幸せだったと思います。

ブログを更新して下さって本当にありがとうございます。

投稿: かずたまゆき | 2012年12月 6日 (木) 14時27分

ついにこの日が来てしまったんですね。読み進むうちに涙が溢れてしまいました。
お会いしたことはないけれど、ブログという心の言葉を通じて父ちゃんさんと私たち読者は繋がっていたんだと思います。私が兄の病気のことでくじけそうになってコメントをさせていただいたときも、心を込めてお返事をくださいました。親しい友人にさえ打ち明けられなかった事を、父ちゃんには言えたのです。
もう、新しい記事を拝見することはできなくなりましたが、ずっと忘れません。いつも軽妙で、思慮深く、ときにユーモアたっぷりに綴られた父ちゃんのブログは楽しかった。本当にありがとうございました。
心からご冥福をお祈りし、またありがとうの言葉を贈りたいと思います。そして、今後ますますのご家族の皆様の健康とご多幸をお祈りします。 本当にありがとう、父ちゃん。じろたん。

投稿: luca7 | 2012年12月 7日 (金) 01時10分

奥様を始めご遺族の皆様その後いかがおすごしですか。いずれ別れの日がくるとは覚悟しておられたとは言え
さぞやお辛かったことでしょう。心からお悔やみ申し上げます。
名古屋の長女様、貴女はお父様の文才を充分継いでおられます。次女様もしかりです。立派な葬儀を段取りなさったご長男もさすが父上似の男前とお見受けしました。

何より羨ましいのは、奥様の赤いバラの花束を抱えたお美しい笑顔です。ご主人様はきっとあの世で気をもんでおられるかもしれませんぞ。

こちらのブログと巡り合うのが遅く、妙洒脱な父ちゃん様のコメント返しがいただけなかったのが残念です。これから遅ればせながら、過去に遡って父ちゃん様のブログを読ませていただきます。

皆様のご健康とお幸せを願ってやみません。
ありがとうごさいました。

投稿: crybaby65 | 2012年12月 8日 (土) 18時27分

このブログは、いまなお心の友です。
父ちゃんの新しいお話が読めなくなったのは寂しいかぎりですが、
赤い薔薇の花束をかかえるかあちゃんの素敵なお顔に、私も前向きに生きなくては!と希望を頂く気持ちです。多分、同年代かな?私も父ちゃん、母ちゃんのような夫婦でいたいと思います。時々過去のブログを読ませて頂いております。本当に父ちゃんは奥が深くて面白いお話が多い!

投稿: 出雲の乙女 | 2012年12月10日 (月) 21時01分

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