次郎たん

2012年7月21日 (土)

暑中お見舞い申し上げます

暑中お見舞い申し上げます。

世間様並みのご挨拶ができますことを大変うれしく思います。

おかげ様で、その後余病を併発しながらも

脳の重大な病の方は大過なく

今日もこうして生かさせていただいております。

病気の方は結構進行しているようで、

今、症状は余命とのせめぎあいの状態のようです。


先日も、父ちゃんのために、大学病院ですべての関係者が立ち会って、

終末期をどう生きるかのカンファレンスを開催していただきました。

「父ちゃんのような者の命をこんなにも大切に取り扱っていただいて、感動しています」と父ちゃんはご挨拶しました。


カンファレンスに参加した人は、大方が次郎たんのブログを読んでいて、

父ちゃんのことをよく理解してくださっています。

父ちゃんの人となりは、ブログにすべて表れていると思います。

父ちゃん亡き後も、アーカイブスとして親しんでいただきたく、

ブログを整理しカテゴリーを再検討して、

もっと読みやすくすっきりとしたブログに仕上げていきたいと思います。

大事業です。


元々が次郎たんという犬ブログですので、

次郎がかわいい姿をたくさん留めておきたいのですが、

読者の方のご好意で、動画仕様に作っていただきました。

皆様にご紹介させてください。

http://piyopiyo-0215.blogspot.jp/2012/06/blog-post_04.html

ぴよぴよビッキーさんのブログより。


こうやって見ると、幸せな時間でした。

再びこの世に生まれた時も再会できるでしょうか。

 

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (22) | トラックバック (0)

2012年3月29日 (木)

次郎たんの一周忌

 君が逝ってから、1年が経ちました

   今日3月29日は、次郎たんの命日です。

 2012_0329_124928img_9607
 遺影に大好きな食パンと、お花とお香をお供えしました。


次郎たんが、食パンが大好きだった理由(わけ)

生涯、食パンを見るとクークーと喉を鳴らし、
尾っぽを千切れるほど振ってオネダリしていた次郎たん。
その理由(わけ)は推測できるのです。

次郎たんは迷い犬だったのか、捨て犬だったのか、
富山と岐阜の県境に近い山村をさまよっていました。
1M以上も積雪のある、凍てつく冬のことでした。

我が家の長女が臨時教員をしていた村の小学校に、
次郎たんは辿り着きます。
お腹を空かし、ヨレヨレだったようです。
子供が給食の食パンを与えると、むさぼっていたそうです。
次郎たんには命を繋いだ食パンだったのです。
強烈な記憶が生涯残ったのでしょう。


トボトボと、凍てつく山道を・・・

昼間は廊下の隅などで、蹲っていることができましたが、
放課後には、帰宅の子供の後をトボトボとついて行く。
山村の小学校ゆえ、子供たちは何キロもの山道を通います。
次郎たんは、夜の凍てつく山道をトボトボと学校へ戻って、
雪の中の軒下などで、ひとり蹲(うずくま)っている。

どんなにか寂しくて、寒かったことでしょう!
長女が朝一番に小学校に着いて駐車していると、
積もった雪の中を身をくねらして駆け寄って来て、
長女は我が家で飼ってやるしかない、と思ったのです。

子供たちと話し合い、了解を取ったうえで、
次郎たんは我が家の愛犬になりました。
凍傷で足裏を真っ赤に血に染めていました。
哀しいほどに、頑張って生きていたのです。

次郎たんの命を食パンで支えた子供たちから、
長女が小学校を辞めてからも、
「次郎は元気ですか?」 と便りが何通も届きました。
次郎と命名したのは子供たち。 愛されていたのです。

我が家に来て15年、
父ちゃんとって掛けがいの無い友達でした。
それは楽しい日々でした!
我が家に来た時は、獣医さんの見立てで2才でしたから、
やがて次郎たんは、17才の天寿を迎えます。

辛い病気を何度も乗り越えてきたけど、
とうとう、お別れの時が来るのです。 
頑張って生きて、みんなに愛されて、

次郎たん、誇らしい生涯だったよ!、

 2011_0328_075409img_8073
亡くなる少し前に、父ちゃんの腕の中で

あの時君の命は、父ちゃんを温かく包んで、、
父ちゃんの腕の中でほのかに燃えていました。
そして翌日に、君はお別れをしていきました。

あの時の温もりが、父ちゃん今も忘れられません。
想い出すと涙が落ちそうになるよ。

父ちゃんは、今、病気と闘っています。
いのちを育(はぐく)むことを教えてくれた次郎たん。
がんばって生きるネ。

次郎たんの一周忌に、父ちゃんは想うのでした。

                 ☆

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (19) | トラックバック (0)

2011年8月15日 (月)

次郎たんの新盆だね

2011_0814_101330img_8652
         父さん、母さん、守ってね

我が家の、お盆風景 

お盆がきて、お墓参りに行ってきました。
いつものことだけど、心が安らぎます。

今年は、父ちゃんの病気のこともあって、
特別な想いで、お参りしました。

さて、いつも、お盆のお参りで思うのですが、
お盆には、ご先祖さまは仏壇にお帰りなんだよね。

と言うことは、お墓はお留守というか、空家というか、
で、なんでお盆にお墓参りをするのかな~

子供のころに抱いた疑問が、
年老いた今になっても、解明出来ないのであります。(笑)

でも、家族みんなして、
「ご先祖様、守ってください」と、心からお参りしました。
やっぱり、日本人なんですね~

                ☆

2011_0815_090801img_8657

15日に、お寺さんがお盆の供養にいらっしゃいました。

前回お参りいただいたのは、
亡き母の祥月命日の4月始めでした。

その後しばらくして、
父ちゃんは発病してしまったのです。

父ちゃんのあまりの変わり様に、
お寺さんはビックリして、しばらく言葉がありませんでした。

父ちゃん、また悪ふざけの癖が出て、

遠からずお世話になりますよ。
佳い戒名をお願いしますよ、な~んて。

お寺さんも家族も笑っていましたが、
「ねえ、笑えない笑い話だけは止めて!」

ごめんなさい。

                ☆

以前、ブログの記事にも書きましたが、
お寺さんの愛犬(コーギー)が老犬になっていたのです。

ひと懐っこい、とても可愛いワンちゃんでした。

お墓参りしたときに、住居の方からいつも聞こえる、
ワンワンの鳴き声がありませんでした。

ワンちゃん、どうしたのかな~と訊ねると、
7月に亡くなっていたのです。

業者にお骨にしてもらって、読経の供養をして、
いつもワンちゃんが遊んでいた庭の一郭に埋めて
周りに花を植えて、毎日、水をやっているのだそうです。

みんな辿(たど)る途(みち)ですからね・・・
お寺さんがポツリと言いました。

                ☆

次郎たんの新盆だね  

3月に亡くなった次郎たんも帰ってくるのかな~
次郎たんにとっては、新盆だね。

次郎や、おかえり。

名古屋から帰省中の長女も加わって、
家族で、次郎たんの想い出話に花が咲きました。

それが、次郎たんにとっては何よりの供養だよね。

アルバムを見ていたら、
父ちゃんがブログを始める前の写真が出てきました。

                ☆

2011_0815_132705img_8659

もう大分以前に、鍋猫(なべねこ)が人気になりました。

当時、我が家に使い古しの土鍋があって、
悪ふざけで、次郎たんにちょっと入ってもらいました。

父ちゃんに決して逆らわなかった次郎たん。
こうして見ると、なんだか迷惑そうだな~
次郎や、ごめんね。

新盆で帰ってきて、いっぱい遊んでいってね。

きみが大好きだった、パンもいっぱい有るよ。

                ☆

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (15) | トラックバック (0)

2011年8月 2日 (火)

次郎たんが残したもの

Img_682590_25499927_0_2
     歌人・河野裕子さん

現代歌を代表する歌人で、
夫・永田和宏さんとの相聞歌で知られる河野裕子さん。

最晩年、全身を癌に蝕(むしば)まれながら、
病床で夫にあてて詠んだ歌。

一日に何度も笑ふ
笑ひ声と笑ひ顔を 君に残すため

                歌集『葦舟』より

父ちゃん重篤な病で入院して、この歌を知って
胸が熱くなりました。
笑うということは、こんなにも想いがこもること。

笑うということは、生きる力を想わせるけど、
「優しさ」から生まれる、優しい笑いもあるんだね。

ひとを思いやる気持ち。
「優しさ」こそが、キラキラと輝く、ひとの世の宝物。

               ☆

2011_0218_092233img_7911
    次郎や、頑張るんだよ!

次郎たんが 残してくれたもの 

十数年、仲良く暮らしてきた次郎の足腰が弱くなって、
なんとか命を繋いでやろうと懸命になって、

ウンチを掻き出したり、オシッコを絞ったり・・・
そして、父ちゃんの目の前でコトリと息絶えて。

父ちゃんは号泣して、
その時から、父ちゃんは随分と優しくなったような・・・

ブログを通して、全国から、
慰め、励ましのメッセージをいただきました。

こんなにも、優しさに溢れているなんて!

不治の病で入院して、自分の運命を受け入れて、
そして沢山の人たちと巡り逢って、
共に笑ったり泣いたりして、「優しさ」を心掛けてきました。

河野裕子さんのように、「優しさ」から生まれる笑いを・・・

沢山の知遇を得ました。
生き甲斐のブログでも、励ましのメッセージを沢山頂きました。

老人になってから、友達のいなくなっていた父ちゃん。
今は、とても満ち足りています。

きっと、きっと、次郎たんが残してくれたものだね。

               ☆

患者さんたちでも、
落ち込んだり、苛立ったりするひとがいました。

自分の運命を受け入れる。
そこから始めなければ、何も開けないのにね。

「優しさ」だって、そこから始まるのです。

               ☆

つつしむべし(笑) 

2011_0729_040213img_8600
        深夜の病院前バス停ベンチ

同室の患者以外、知己を深める場所が在りました。
サロンであったり、喫茶コーナーであったり・・・

眠れない患者たちが、夜更けになって集う場所。
病院前のバス停ベンチ。 父ちゃんも常連でした。

みんな、白血病や癌などの重篤な患者たちでした。
いろんな病棟から寄って来ました。
みんなニコニコ笑って、癒されました。

帰途につく看護師さんたちが、手を振ってくれました。
父ちゃんたちも、精一杯に手を振り返しました。

そう言えば、女性に手を振るようになったな~と言うと、

あのね、ここは病院だからいいの。
退院して、近所の奥さんや娘さんに手を振ってあるいたら、

あそこの父ちゃん、脳の病気だと聞いてたけど、
ホンモノの脳の病気だったのね、と思われるよ。(笑)
つつしむべし。

一事が万事、こんな会話でした。 よく笑いました。

誰かが、検査の結果が悪かったと言うと、
みんなして心配し、励まし合いました。

なんと、「優しさ」に満ちた時間であったことか!

               ☆

父ちゃん、いろんな場所で、
沢山の患者さんたちと交流しました。

一人一人のお顔が浮かんできます。
河野裕子さんの歌のように、優しい笑い顔が。

どうか、どうか、一日も早い回復を祈っていますよ。

2011_0728_112916img_8598
      同室の仲間。 手前が元消防隊長

               ☆

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (18) | トラックバック (0)

2011年4月10日 (日)

四十九日の案内状??

Img_0523_2_2 
                  (’09 8 23 撮影)


次郎たんが逝って、
もう2週間ほどになるけど、
母ちゃんは相変わらず、
コンビニの小袋が次郎たんのウンチ袋に見えるらしいです。

父ちゃんも時折、次郎たんのお骨を撫でて、
「こら、次郎」などと呟いたりしています。

夜になって、2階の寝室で眠るときなど、
以前は、次郎たんを真ん中にして、

老犬と 川の字に寝る 老夫婦

なんて川柳を作ったりして、悦に入っていたものだけど、
今は、老夫婦が背中を合わせて寝るだけです。

「やっぱり、寂しいよな~」 「そうだね・・・」

しばらくはまだ、寂しい想いの日が続くのでしょう。
仕方がないよね。


次郎たん、父ちゃんの枕で眠ってたな~

2009_0909_235027img_0077
                    ('09 9 9 撮影)

               ☆

つい先日、達筆な墨書のハガキが届きました。
今どき、墨書・・・ 誰だ?

差し出し人を見ると、
次郎たんを弔(とむら)ってくれたペット葬儀社でした。

お礼状か?
あんまり葬儀屋のお礼状って聞かないよな~
このたびは、ご注文いただきまして・・・ なんて。

文面を見ると、

謹啓、改めましてお悔やみ申しあげます。
御慈愛なされました次郎ちゃんの・・・
ご家族の温かい愛情の中、安らかに・・・

ウーン、切々と胸に響くな~ と思いながら
読み進みますと、

尚、四十九日は五月十六日でございます。
良き縁に導かれます様、供養してあげましょう。・・・

ハ~~ッ? 四十九日??

なんと達筆な墨書は、
次郎たんの四十九日法要の案内・お勧めだったのです。

ここまでやってるの、って感じですね~

  Imagescazcsa6l

母ちゃんが ご近所の奥さんから聞いて来た話だと、
ペット葬儀にも四十九日の納骨法要があるらしいのです。

まさか!?

ご近所の奥さんは、2年前に愛犬を亡くした時に、
四十九日に法要をして、お骨を納骨堂に納めたのだそうです。

法要って、いったい何をするのでしょうね。

そうか、次郎たんの葬儀代に3万5千円支払ったけど、
ご近所の奥さんは、
なんだかんだで、全部で5万円掛ったって言ってたっけ。

差額は、そういうことだったのか~
まあ、お金のことはこの際どうでもよいのですが・・・

ペット葬儀社も、いろいろ考えるもんだな~ (妙に感心)

次郎たんのお骨は、庭の隅にきちんと埋めてあげようと
父ちゃんは決めているから、
四十九日なんて話は、この際無しだなと思いました。

でも、埋葬の始末の出来ないひとは
葬儀社の納骨霊苑に頼むしかないのでしょうね。
このごろ富山でも、マンション暮らしが増えてるし。

ご近所の奥さんは、

主人のお墓参りは年に3回ほどだけど、
○○ちゃん(愛犬)の納骨堂へは毎月行ってるのよ、
ホホホ、可笑しいでしょう? 

可笑しいでしょうって、たしかに可笑しいですよね。(笑)

年に2回ほどの合同慰霊祭には、
各地からバスが何台も、ペット霊苑に集まるそうです。

なんか、えらい時代になったな~って感じですね。

 15d6717ba9f50c91f12f95158a5e0d28                

亡母の 祥月命日(4/4)のお参りにお寺さんが来て、
居間の隅の次郎たんのお骨を見て、
「亡くなったんですね~  実は、うちの犬も・・・」

11才のコーギーで、足腰弱って大分危ないのだそうです。

話が次郎たんの、仏式の葬儀のことに及ぶと、
お寺さん、不思議そうな顔で聞いていました。

お寺さんに、
市のペット火葬のサービスはもう無くなったと教えると、
驚いた様子で、「じゃあ、うちなんかどうすりゃ・・・」

そりゃあ、ペット葬儀社に頼むしかないのでは?
棺からお線香台まで、全部揃えて来ますよ。
お経は、お寺さんがご自分であげるのかな~

まさか・・ 困ったことになったもんですな。
(お寺さん、本当に困った様子でした)

亡母追善のお経を、
こころなしか、いつもより大きな声であげると、
お茶もそこそこに、お布施を慌ただしくカバンにしまって、
そそくさとお帰りになりました。

お寺さんをも慌てさせるなんて、
えらい時代になったな~ と改めて実感したものでした。


次郎たん、お寺さんに なついていたっけ。
 

2010_0104_174250img_2297_2
                 (’10. 1, 4 撮影)

犬好きのお寺さんが、お参りに来ると、
次郎たん、うしろで神妙にお座りしてたな~

お寺さん、いつも衣の裾に
次郎たんの毛を何本かくっつけて、お帰りでした。

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (15) | トラックバック (0)

2011年4月 2日 (土)

犬バカ一家、健在!

『次郎たん逝く』 『故次郎たんの葬儀』 の記事に、
お心のこもったコメントを、たくさん頂戴いたしました。

次郎たんへの想いを共有していただきましたこと、
こころよりお礼申し上げます。

お一人お一人にご返事するべきところ叶わず、
どうぞお許しくださいますよう、お願いいたします。

ほんとうに有難うございました。  

                 ☆

2009_1223_220200img_2060
                      (2009年12月撮影)

今でも、障子の陰からヒョッコリ現れそうで・・・ 


次郎たんと共に暮らした
十数年の生活のリズムは、
そうそう簡単には消えないないのでしょうね。

次郎たんが逝って、まだ日が無いから仕方ないけど、
母ちゃんなんか、今朝起きてきて台所に立って、
「アッそうだ、次郎たんにマンマあげなきゃネ」

父ちゃんも、朝の9時と夕方の5時になると、
時計を見ながら、散歩の時間だな~と思ってしまいます。

そんな時、改めて次郎たんが居ないことに想い至って、
すごく寂しくなってしまいます。


いっそのこと、
次郎たんのお骨をダッコして、
その辺を散歩してこようかな~、と冗談で言ったら、

それだけは止めて!
ただでさえアンタは、この辺じゃ変な人に見られてるのよ。
「あそこのオトッツァン、とうとう来たか」 って言われます。

母ちゃん、それはちょっと言い過ぎじゃないの?
自分だって昨日の夜、

ねえアンタ、玄関に 忌中 のお札を貼らなくていいのかね~
なんてバカなことを言ってたじゃないか。
(あれは冗談でなく、本気っぽかったな~)

まあ待ちなさい。
もしかしたら、勘違いして香典持って来られたら困る、
と父ちゃんが諌(いさ)めたんだよね。


バカバカしくて聞いてられない、
と兄ちゃん(長男)は呆れて
自分の部屋に引き上げようとして、その前に、
次郎たんのお骨の前で正座して、合掌していました。
「次郎たん、おやすみ」

家の仏壇にも、めったにお参りしないのにね。

長女からメールが来て、
葬儀社のオジサンが「馬頭観音云々」と言ってたらしいけど、
観音さまって、現世で修行中の仏さまでしょ?

次郎たん、修行僧みたいにストイックだったな~
ひょっとしたら、観音様の化身だったのかも・・・

なんとまあ、バチ当たりなことを!

ああ、犬バカ一家 健在なり! 

                 ☆

2011_0402_070307img_8095  
         お骨の手前に、なぜか100円玉 

謎の100円玉 ???

皆さんの地方ではどうなのでしょうか、
富山では、お通夜の席などで香盆が廻って来ますと、
100円玉を添えてご焼香をする風習があります。

100円玉は纏(まと)めて、お坊さんのお布施になるわけです。

我が家の次女が何を勘違いしましたか、
次郎たんのお骨にお線香をあげるときに、
チャリンと100円玉を添えていました。

だって~なんとなく、そんな気になったんだもん・・・
バカだな~ 

でも、既成事実というのは、恐ろしいものですね~ 

その後にお参りした長男が、
ン? と不審な顔をしながら100円玉を足していました。
仕方がないので、父ちゃんも母ちゃんも100円足しました。

次の日、お供えのお菓子を持参して、
「お参りさせてね」 とご近所の奥さん来ました。

奥さんも、
ン? と不審な顔でしたが、そっと100円玉を添えていました。
(なんか変だな~って感じでした)

父ちゃんは、バカにされるのがイヤで
申しわけ無いな~と思いながら、黙って見ていましたが、
後で母ちゃんが、正直におわびしていました。

「主人が変なことしまして・・・」 (奥さん、爆笑)
結局父ちゃんのせいにされて、現在 650円。

「父ちゃん、そのお金でビール買ったらダメだよ!」
次郎たんの声が聞こえてきそうです。

大丈夫だよ、
これに少しお金を足して、東北の義捐金にさせていただくよ。

dog 父ちゃん、さすが!  モチのロンよ。

                 ☆

2010_0407_154615img_4013_3
                       (2010年4月撮影)

      今年も桜の季節が来ましたね。
      でも、君はもういない・・・ 

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (15) | トラックバック (0)

2011年3月31日 (木)

故次郎たんの葬儀

『次郎たん、逝く』 の記事には、
たくさんの方々のアクセスをいただきました。

また、たくさんの方々から
次郎たんへの想いをお寄せいただきました。

本当に、本当にありがとうございました。
ブログを続けていて良かった!、と思っています。

                    ☆

次郎たん、サヨウナラだね

2011_0330_090444img_8080
       お花にいっぱい囲まれて、安らかな寝顔だね

                    ☆

次郎たんが逝って、 我が家は悲しみに包まれたけれど、
亡骸(なきがら)という現実が問題でした。

富山市の場合、
以前は、市が火葬して土に帰してくれていたのです。

市の職員が引き取りにきてくれて、料金は2千円でした。
我が家の歴代の犬たちは、皆それでお世話になっていました。

ところが数年前に、その制度が廃止になったのです。
亡骸の始末は、業者を頼るしかなくなりました。
(ここ数年で、ペットの葬儀業者が急増しています)

大切な次郎たんの死に付け込まれて、
金儲けされるのはイヤだな~ 
父ちゃんの、偽らざる気持ちでした。

と言うのは、大分前に埼玉県で
悪徳ペット葬儀業者の酷(ひど)い事件が起きた時に
父ちゃんは調べて、ブログの記事にしたことがあるのです。

その時のことが、頭を過(よぎ)りました。


されど、現実は現実です。
 

母ちゃんが早速、お隣りへ出かけて行って、
去年ハナちゃんが亡くなった時のことを聞いてきました。

(業者は)結構きちんとしていて、親切だったらしいわよ。
なんだかんだで、5万円ぐらい掛ったらしいけど。

ナニ、5万円!?
なんたることを、サンタルチア!


父ちゃんの想いは、

妙な葬儀など要らない。
愛おしむ心を込め、亡骸はきちんと始末してやればいい。

亡骸もまた、次郎たんの生涯の一部なのだから。

その一点でした。 

                ☆

母ちゃんがお隣りで聞いてきたペット葬儀業者は、
県内最大手の業者でした。
悪いウワサは、聞いたことはないのですが・・・

なんだかんだと言っても、直接聞いてみるしかありません。
電話に出たのは、やたらとゆっくり喋るオジサン。
(語尾も、やたらと伸ばす)

「お可愛かったですね~ ご愁傷さまですね~~」
「ハイハイ・・・」
「そんじゃま~ 説明しますね~~」 (早く説明しろよ)

一応、葬儀の段取りの説明があって、
火葬して、お骨を返していただきたいだけだと言うと、
一応セットになっていて、分けるのは出来ないと言う。

ただし、お経 を省略することは出来るのだそうです。
ハア~? お経? そんな怪しげなものは最初から要らないよ。

お経抜きで幾らかと聞くと、
「お父さん~ そんなに慌てないで~~」 (何が、慌てないでだ)

「お父さん~ なんもかもで 3万5千円ポッキリです~~」
ハア~? ポッキリ? なんか、イヤな言い方だナ。

されど、現実は現実です。 

結局、「ポッキリ」で依頼することになりました。
こうやって、みんな頼まざるを得ないのだろうな~

翌日の葬儀当日は、母ちゃんも兄ちゃんも仕事を休めず、
故次郎たんの葬儀参列は、父ちゃん一人でした。

                ☆

2011_0330_090728img_8082

次郎たんの亡骸に、
白地の死装束を被せて棺に納め、(冒頭の写真)
沢山のお花や身の回り品、少量のエサを添えました。
(エサは、あの世で食事に困らないためとか ??)

この有り様に、一体どんな意味があるのだろう? 
と思いながら、不思議な気持ちで眺めておりました。  

でも、棺の中をお花で埋めてくれたのは良かった。
次郎たん、お花が好きだったしな。

昨日の電話のオジサンが、
お経の代わりに、簡単な弔辞を読んでくれました。

次郎ちゃん~~ ゆっくり休んでくださいね~~
馬頭観音さまに~ 導かれて~
お父さん~お母さんを~ 守ってあげてね~~

良いこと言うなァ。 父ちゃんはホロリとしました。
「ポッキリ」の悪い印象は、薄れていきました。

2011_0330_092028img_8087

さすが葬儀業者、落としのツボを知っていました。

お父さん~~ 最後のお別れです~~
棺の窓が開けられて、次郎たんの安らかな寝顔が。

愛しい愛しい、大切な次郎たん!
思わず 「次郎や~!次郎や~!」 と叫んで、
また泣いてしまいました。

それじゃ~お父さん~~ 出棺です~~

次郎たんへの想いを、いま一度確認出来ただけでも、
「ポッキリ」は決してお高いとは言えないかもな~

そんな気分になっていました。

2011_0331_085844img_8092

次郎たんが帰ってきました

出棺後 5時間ほどして
父ちゃんは指定された場所で、お骨をあげてきました。

お骨は、次郎たんが硬直して横たわっていたまんまの姿で、
台の上に置かれていました。
細くて小さなお骨でした。 

健気に、最期まで頑張っていた次郎たん・・・

お骨は、次郎たんが
いつも丸まって寝ていた居間の隅に置きました。

                ☆

最初は犬の葬儀なんて、
と訝(いぶか)っていたけど、不思議ですね~
終わってみると、しみじみと安らぎが残りました。

何故でしょうネ

今は、「ポッキリ」を依頼して良かったと思っています。
ネッ、次郎たん?

そこそこの時期がきたら、
どこかに埋葬してあげようと思っています。

以上、故次郎たんの葬儀の顛末記でした。

                ☆  

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (12) | トラックバック (0)

2011年3月29日 (火)

次郎たん、逝く


3月29日、次郎たんが逝ってしまいました。

次郎たんを可愛く思って頂いた全ての方々に、
心より、お別れとお礼を申しあげます。

2010_0706_092338img_5159


2月初めに脳梗塞を発症してから体調を崩して
その後の経過がとても心配でした。

それでも、弱った足腰ながら自力で食事もし、
用も足していたのです。

この10日ほどで急激に体力が落ちて、
獣医さんに、みんなが辿る道ですからね、と
それとなく諭されていました。

17年の生涯でした。
最期まで、本当に頑張ったと思います。

皆様からのエール、感謝の気持ちでいっぱいです。

                   ☆

2011_0220_185229img_7939


次郎たんへ
 

年老いて 友達のいない父ちゃんは
ときおり 次郎たんに話しかけていましたね

次郎たんは なんで犬なのかなァ、って

父ちゃんにすれば
次郎たん 君ほど心を許した友達はいませんでした

今でも想います
次郎たん、君は本当に犬だったのだろうか、って。



病気と闘って辛かったろうに 
いっさい抗(あらが)うことなく
静かに、眠るように息を引き取った次郎たん

君の穏やかな死に様は 君そのものです
見事だよ

父ちゃんの方が取り乱して おいおい泣いて
いい年なのに みっともないったらありゃしない


大切な大切な友達よ
父ちゃんは とっても辛くて悲しいけれど
君の死を受け入れるしかないのだろうね
 


                   ☆

2010_0213_115613img_3217_2
      いつも家族の中心にいた次郎たん
      次郎たんのお陰で、家族の笑いが絶えませんでした。
      ありがとう ありがとう 

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (18) | トラックバック (0)

2011年2月20日 (日)

老犬の存在感

2011_0220_185229img_7939
         次郎たん4~5才のころ (平成10年ころ)


次郎たん、若かったな~
 

アルバムを整理していましたら、
次郎たんの若かりし頃の写真が数枚、ポロリと出て来ました。

懐かしいな~
あの頃は父ちゃんも、今より若かったし・・・ (当たり前だけど)

下の写真は、次郎たんの誕生パーティーのときのもの。
(次郎たんが我が家へ来た日を誕生日にしていました)
何と言いますか、典型的ば犬バカ一家とでも言いますか・・・(笑)

平成13年ごろで、父ちゃんがブログを始めるズーッと前です。

次郎たん、多分7~8才。
拾い親の姉ちゃんも若かったな~ (顔が光っています)

2011_0220_185258img_7940
       たしか、ローソクは怖がったので止めたはずです。


次郎たんの若いころの写真を見ながら、
 

次郎たんの存在感を、改めてしみじみ思いました。

次郎たんが居たから、みんな笑顔で、
いつも家族が仲良くしてこられたんだよな~

2011_0220_185402img_7942
    跳び跳ねていたころ (お年寄の今とはエリャー違いだね)

                  ☆

老犬の存在感 

次郎たんの前にも、我が家では何匹か犬を飼っていました。
それぞれの犬に、楽しい思い出、悲しい思い出が有ります。

でも次郎たんほどの長いお付き合いは初めてです。
成犬になってから我が家へ来て14年ほど、
来た時の獣医さんの診立ては3才で、只今17才の大年寄。

思い出の長さもさることながら、
次郎たんほど、家族との相性が合った犬はいなかったな~
(他の犬たち、ゴメンネ)

元捨て犬の次郎たんは、
大事にして貰って幸せな犬ね~、とよく言われますが、
否々、幸せにして貰ったのはこっちの方なんですよ。

2011_0220_133528img_7935
次郎たんの頭のテッペンが、この頃ポヤポヤしています。
抜け毛じゃありませんよ。 のんきな父さん?

兄ちゃんは、
ベッカムみたいでカッコいいな~と言っています。(笑)

                  ☆

先週ゴミ出しに行って、 
町内のご年配の奥さんに話しかけられました。
「ワンちゃん、お元気ですか?」

我が家から結構離れた家の奥さんで、
ゴミ出しの日などに会えば会釈ぐらいしますが、
それまでは会話など無かった奥さんです。

その奥さんの話を聞くと、
次郎たんと父ちゃんが散歩する姿を、いつも見かけていて、

この頃老犬になってヨチヨチ歩くのを見ると、
「愛しいな~」と思うのだそうです。 (奥さん、いい人ですね)

そう言えば、このごろ散歩の途中などで、
町内の人たちによく話しかけられます。

「元気だね」「頑張ってるわね」「次郎さん、偉いわね」 ・・・

親戚を訪ねると、この頃決まって、先ず「次郎、元気?」

そうなんです! 
皆さんの気持ちの中に、
老犬次郎たんの存在感 がしっかり有るのですね。

皆さんに、「頑張ってるな~」と認めてもらって、
父ちゃんは嬉しいよ~

誰だって、健気(けなげ)に頑張って生きている姿には、
応援したくなるんだよね。

                  ☆

次郎たんの若い日の写真を眺めながら、
次郎たんと過ごしてきた10数年の日々を想い、
改めて存在感の大きさを知った父ちゃんなのでした。

これからも、もっともっと長く一緒にいようネ! 

2011_0218_092233img_7911
    やっぱり眼力が、好々爺っぽくなったよね

2011_0220_114337img_7922
  オコタの掃除中、保温敷の上で寝てしまいました。
  母ちゃんウロウロ。 存在感有るよな~(笑)

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (8) | トラックバック (0)

2011年2月 5日 (土)

あしたのジロー

Jyo09   2009_1016_231440img_0326
            「あしたのジョー」

只今話題の伊達直人(タイガーマスク)の人気もスゴイけど、
何と言ってもスポ根の国民的ヒーローは、「あしたのジョー」 

立て~! 立つんだ、ジョー!! 

あのセリフには、奮い立たされるような気持ちになります。
意気地を失くして落ち込んだときなど、
父ちゃんは自らに、「立て~!」 とハッパをかけるのであります。(笑)

2月中旬より、映画 『あしたのジョー』 が公開されるようですね。

主役の矢吹丈に山下智久、力石徹に伊勢谷友介、
白木葉子に香里奈、そして丹下段平に香川照之 ・・・
(ニクイ配役ですよね~)

Jyo113

Jyo110
        立て~! 立つんだ、ジョー!

                  ☆

                  ☆

立て~! 立つんだ、ジロー!(本名・次郎たん) 

さて、我が家の次郎たんがこのところ元気がありません。
老いが目立って、足腰もすっかり弱くなりました。

先日も脳梗塞の発作を発症しました。
目下のところは平静のようですが、
爆弾を抱えているようで心配が絶えません。

その節は、
励ましのお言葉を頂戴し、本当に有難うございました。

一日も長く、元気でいて欲しいと思います。
そこで、ひとつハッパをかけることにしました。
「立て~! 立つんだ、ジロー!」

                  ☆

『あしたのジロー』 (四コマ次郎たん・シリーズ)

Jyo  Jyo8
         立て!  立つんだ、ジロー!!

ジローの脳裏に、少年時代の放浪の日々が蘇ります。
「そうだ、ぼくは雑草育ちなんだ。負けるもんか!」

ジローは、スックと立ち上がりました。

Jyo3  Punchout_trailer16
         ついに、ジローのパンチが炸裂! 

不屈の魂で、ジローはチャンピオンになりました。
メデタシ、メデタシ

Jiro78

                  ☆

写真を加工していましたら、 
母ちゃんが、「相当なヒマ人ね~」 と呆れていました。

我ながら、ヒマ人だと思いました。(笑)

次郎たん、チャンピオンにならなくてもいいから、
ヨボヨボでもいいから、ウーンと長生きしてね。

家族みんなの願いです。

2011_0205_130817img_7786
           ン? なんか言った?

                            dog じゃあ、またね

                           にほんブログ村 犬ブログ MIX中型犬へにほんブログ村 犬ブログ 老犬・高齢犬へ 
                                    
またのご縁、お待ち しております。

| | コメント (6) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧